2008年7月30日水曜日

ARS用 基本セッティング確定

本日、ARSにて昨日のセットをテストしてきました。
秋葉原のフタバ産業にてラジアル30ナロータイヤを調達、7時ARS入り後、すぐにタイヤ切削へ。
はじめはかってがわからなかったのですが、常連のN野さんに質問してやり方をききました。

・熱がかかるのでアルミホイールに装着して切削すること
・やすりは仕上げ用を用いて削ると削りすぎを防止できる。反面時間がかかる
・タイヤ全面にわたり削り込みを行い、最後に角をおとす

目標は23.5mmですが、なかなか難しく23.1mm、23.6mmの2本を削りました。
左右でサイズがことなってしまったのですが走行して様子を見ることにします。

数週回ったところで店長さんから声をかけていただきました。
ステアリングの左右とセンター出し後、数週ドライブしていただいてセッティングを確認していただきました。タイヤ径がことなる件については、ARSは左周りで右タイヤが磨耗するので右の径の大きなタイヤをセットすれば大丈夫とのこと。タイヤ入れ替え作業もやっていただきました。走行特性としては、安定していて、リアのロールから回り込む感じ、タイヤセットも決まってきているのでこのセットで走行してみるようにアドバイスいただき、ここから本格的に走りこみを開始しました。

まず、昨日不調だったバックストレートでのふらつきは皆無。ハンドリングはクイックなのにふらつかず全開で1コーナー高速コーナーへ進入することができました。完全にセットが決まっていて、正直にいうと前日のアドバイスのセットからまったくいじらずにここまで走れるとは思っていませんでした。

車と比較して人間の方の集中力を維持するほうが大変で、まずスピードとコーナーリングリズムを体に慣れさせる必要があるくらいでした。

80%くらいで流しながら10週くらい走行しているうちに周囲の車との流れに乗れるようになってきました。
また、これまで感じたことがなかったのですが車が自分で走ろうとする感覚を得ました。つまりバックストレートではステアリング修正なしで全開状態を維持できるということです。そしてここで生まれた余裕から、高速コーナーへの進入角度と切れ角を適度に保つことができ、ここでも車が自分で曲がろうとする力を少しサポートしてあげるくらいの感覚でした。

RCをやっていて、ここまで車両と対話できたことはなかったのでちょっと驚きました。

実際は私の技術のほうが負けてしまっていて、コーナーでの減速が遅れて膨らむことが多い状態でしたが周回を重ねることができるようになったので楽しめるようになってきました。

ちなみに本日のセットから変更する箇所があるとすれば、テスト構成として三角板あり・なしの2セットで比較する程度でその他のセットはタイヤのグリップが失われるまでは通用するそうです。


これで、操作技術の練習に入れます。


次回は三角板ありのセットをテストしてみようと思います。

2008年7月29日火曜日

MR-02RM 080729 ARSテスト向け セッティングシート

昨晩仕上げたセットの仕様をまとめておきます。
ずいぶん一気にパーツを変更しているので、前日のセットの延長というよりは全くのNEWセットになります。前日走行ではまともに周回できなかったので、タイヤセットから変更し走行しながら全体のバランスを調整する予定です。

・MR-02RM 080729 ARSテスト向け仕様
ボディー : フェラーリ 575GTC G.P.C. Sport
シャーシ : MR-02RM 2.4GHz
モーター : シャーシセット付属 ノーマルモータ 1.2Vにて8分間 無負荷ならし オイル等塗布なし
ピニオン : シャーシセット付属 8T(HPI テフロンコーティング)
デフ   : ボールデフ(コート等なし)
軸受け  : フルベアリング
Fホイール : ASC付属 オフセット2.5mm
Rホイール : ASC付属 オフセット3.0mm
Fタイヤ  : HG30(新品 2.3mm径調整 両面テープにて固定なし)
Rタイヤ  : HG20(新品 実走ならし ゴム系両面テープにて固定)
Fサス スプリング : 黄 ハード(調整ワッシャなし)
Fサス バンプストッパ : 4.5mm(スプリングの下に装着)
ステアリングロッド : 黒 ノーマル トーイン 0度
Fナックル : ノーマル キャンバ 0度
F車高   : ローダウンなし
キングピン : ノーマル(ナックルがするするに動くまで研磨後、京商キングピンオイル・テフロン塗布)

Rサス Hプレート : 京商 FRP ハード(バッテリーBOX側保持プレート三角板なし)
Rピッチングダンパー : 京商 オイルダンパー(オイル 200番)
Rピッチングダンパー スプリング : 緑 ミディアム(調整ワッシャなし)
Rフリクションダンパー : 京商 フリクションダンパー RM用(カーボンプレート部 1000番耐水ペーパーにてならし後 HPI テフロンコート 塗布 するするに動くようにしています。 セッティングナット締め込み突き出し量 1mm 下側ワッシャ 3枚 上下スプリングテンションに差異がないことを目視にて確認 )

R車高 : ローダウンなし

その他
バラスト  : 無し
モーター 基盤への接点部 磨き
ボディフロント部 シューグーにて補強
ボディとフロントタイヤが干渉するので、シャーシとボディの間にスポンジをはさんでボディーを少し浮かせています。
ボディガラス部 スーパーXにて補強
一部チタンビス(MR-015HMから一部移植)

調整完了

管理上、手一杯になってしまったのでMR-015HMについては調整保留。

MR-02 080729仕様 









変更箇所はいかのとおり。

・フリクションダンパー 下側ワッシャー 3枚
・Fバンプストップ 4.5mm
・Tバー FRPハード
・ボールデフ
・ボディー Fタイヤ干渉 対応スポンジ貼り付け







ボディーはフェラーリ 575 GTC G.P.C Sport
長いオーバーハングとワイドトレッド、RMシャーシなので、今のところロールしながらもったり回るイメージです。セッティングが出ればきびきび走るんでしょうか。












ボールデフ 投入。MR-015からの移植。
ピニオン8T。
Tバー FRPハード。
フリクションダンパーは上下バネ締め付け具合を目視で確認しています。
ピニオンとフリクションダンパーのカーボンプレート部はHPI製テフロンコート塗布。
デフはメンテナンスする時間がなかったのでテフロンコート塗布しませんでした。(デフグリスを脱脂してから塗りたいので)










Fタイヤ HG30ですが、ラジアル30へ変更予定。タイヤ径23mmまで削り込む予定。
Fバンプストップはバネ下へ移動。Fタイヤがグリップしすぎるのでアンダー傾向を狙うためにFサスに少しでも抵抗を加える狙いです。バンプストップサイズ4.5mm。ボディー干渉対策とFサスの規制が目的。気温が高くグリップするようなのでアンダーステアリング向けのセッティングを目指しています。










ボディー裏。タイヤ干渉対策としてスポンジを貼り付けています。
100円均一で買った使い捨て化粧パフの上に100円均一で買った家具滑り止めウレタンスポンジを乗せています。現時点でもタイヤ干渉は解消しています。

本日の不調内容と対策について

本日の不調内容について

本日、4回目のARS。
前回までの走行でMR-02に関してはある程度走れていたので楽観視していました。
コースインすると1週間ぶりのコースで手元に固さがある一方、車の挙動は非常にシビアに感じました。

全開できず、まっすぐ走らず、コーナーでは巻き込むかリヤがすっぽ抜けるかでした。

MR-015HM、MR-02RMを持ち込みましたが、転倒とペースの違いが明らかなため他車の妨げになると判断し、MR-015は最初の10分だけで自主的に退散しました。すいているときに少しずつやります。

以下は主にMR-02RMに関する内容です。

・最終コーナーからバックストレート、高速コーナーへのライン
 ->最終コーナー立ち上がりでふらつく
 ->姿勢制御しながらのバックストレートで全開不可
 ->高速コーナー進入でフロントが効きすぎて巻き込み

・全体
 ->ふらついて姿勢制御に終始。ラインを取れない。

1週間あけての走行ですが、前回とのコンディションの違いに少々とまどいました。
1時間走行して、主にリヤのダンパー、Tバーを中心に変更を加えたのですがよくならないので切り上げました。

不調の旨、周囲の皆さんと店長さんに相談したところ以下のようなアドバイスをいただきましたので、この点調整して明日、再チャレンジ予定です。

・コースコンディション
 ->8時間耐久後、走行ラインによってはグリップが高い箇所と低い箇所が存在する
 ->2週間程度でコースコンディションは戻ってくる(来週あたりには戻るはず)

・タイヤ
 ->暑い時は一段固めのタイヤを選択する
 ->Fタイヤは23~23.5程度まで削る

・タイヤ対策
 ->HG30、ラジアル30で径23mm以下のものを装着
 ->手持ちでラジアル30がないのでHG40で試してみようと思います。

・ボディー干渉
 ->タイヤとボディーが干渉している
 ->コーナーで姿勢が乱れる原因となる

・ボディー干渉対策
 ->バンプストップを4mmから4.5mmへ
 ->タイヤ径23mmへ

・バランス
 ->ボディー後部上下、前部上下、左右端上下と押してバランスをみると左右ロールのやわらかさに対して後部ピッチングが固すぎる。
 ->RMなのでストレートでハネている可能性がある
 ->ストレートでのハネによって安定を欠き全開にできない可能性がある

・バランス対策
 ->ロールを固くする。フリクション下部スプリングと上部スプリングの締め付けに差があるため下部スプリングの締め込みを強くするため下部にワッシャー1枚を追加し、下部ワッシャー3枚仕様とする。
 ->TバーをFRPハードとする(本日はカーボンミディアム)

・その他1
 ->Fサス バンプストップをバネと上下逆にしているため動きがスムーズすぎる。
   タイヤグリップが強すぎのため弱オーバーステア気味。

・その他1 対策
 ->Fサスの挙動を渋くする目的でバンプストップ下、バネ上とする。
   ※フリクション効果を見込む


・その他2
 ->コーナーの安定性を欠いている

・その他2 対策
 ->ボールデフを導入してみる

以上、本日の不調内容と対策でした。
明日、いければARSにて走行テストを実施します。

個人的にはタイヤを削らずに走りたかったんですが、タイヤ削りとFタイヤのアンダー化がもっとも効果を発揮しそうです。

2008年7月28日月曜日

不調!

ARS行ってきました!
超不調でした…
店長様、H内さん、N野さん、Y野さん、セッティングご教授いただきありがとうございました!
今晩調整して明日出直します!

2008/07/28 セッティング

まだレース参戦などは未経験です。
また2.4GHz基盤なのでARSの自動タイム計測は使えないのでタイム計測も未経験です。

操作技術自体もならし中ですのでコースをスムーズに周回するためのセッティングを詰めている段階です。セッティング技術、理論も勉強中です。

上級者の方はタイム計測をもとにコンマ何秒を縮めるための調整をされているのだと思います。
いずれはタイム計測、レース参戦できればいいな、と思っています。

現在の車両とセッティングのメモ(個人的な防備録)

・MR-015HM
ボディー : VW ゴルフGTI (ASC ブラック)
シャーシ : MR-015HM 2.4GHz
モーター : シャーシセット付属 ノーマルモータ ならし無し 軸受け部にKYOSHOベアリングオイル塗布
ピニオン : 8T(HPI テフロンコート 塗布)
デフ    : ボールデフ(スパーギア HPI テフロンコート 塗布)
軸受け  : フルベアリング
Fホイール : アルファード用 オフセット1.5mm
Rホイール : アルファード用 オフセット1.5mm
Fタイヤ  : HG40(新品 ならしなし 径調整なし テープ固定なし)
Rタイヤ  : HG30(新品 ならしなし テープ固定なし)
Fサス スプリング : 赤 ソフト(調整ワッシャなし)
Fサス バンプストッパ : 4.0mm(スプリングの上に装着 通常セットとはスプリングとの上下が逆にしてあります)
ステアリングロッド : 黒 ノーマル トーイン 0度
Fナックル : ノーマル キャンバ 0度
F車高  : ローダウンなし
キングピン : ノーマル(ナックルがするするに動くまで研磨後、京商キングピンオイル・テフロン塗布)

Rサス Hプレート : 京商 FRP ソフト
Rピッチングダンパー : 京商 オイルダンパー(オイル 200番)
Rピッチングダンパー スプリング : 赤 ソフト(調整ワッシャなし)
Rロールダンパー : 京商 ロールダンパー(シャフト部にTAMIYA AWグリス塗布)
Rロールダンパー スプリング : 赤 ソフト
R車高 : 1mmローダウン(カーボンHプレートの折れたものを使用)

その他
バラスト  : 無し
モーター 基盤への接点部 磨き
ボディフロント部 シューグーにて補強
ボディとフロントタイヤが干渉するので、シャーシとボディの間にスポンジをはさんでボディーを少し浮かせています。
ボディガラス部 スーパーXにて補強
Rピッチングダンパー ボールコネクトはするするに動作するまで研磨

※モーター軸受けにKYOSHOベアリングオイルを塗布していいのか不明。

・MR-02RM
ボディー : フェラーリ 575GTC G.P.C. Sport
シャーシ : MR-02RM 2.4GHz
モーター : シャーシセット付属 ノーマルモータ 1.2Vにて8分間 無負荷ならし オイル等塗布なし
ピニオン : 8T(HPI テフロンコーティング)
デフ    : キヤデフ(研磨剤封入ならし後 HPI テフロンコート 塗布)
軸受け  : フルベアリング
Fホイール : ASC付属 オフセット2.5mm
Rホイール : ASC付属 オフセット3.0mm
Fタイヤ  : HG30(新品 ならしなし 径調整なし 両面テープにて固定・リヤよりは弱いテープ)
Rタイヤ  : HG20(新品 ならしなし ゴム系両面テープにて固定)
Fサス スプリング : 黄 ハード(調整ワッシャなし)
Fサス バンプストッパ : 4.0mm(スプリングの上に装着 通常セットとはスプリングとの上下が逆にしてあります)
ステアリングロッド : 黒 ノーマル トーイン 0度
Fナックル : ノーマル キャンバ 0度
F車高  : ローダウンなし
キングピン : ノーマル(ナックルがするするに動くまで研磨後、京商キングピンオイル・テフロン塗布)

Rサス Hプレート : 京商 カーボン ミドル
Rピッチングダンパー : ノーマル(シャフト部にTAMIYA AWグリス塗布)
Rピッチングダンパー スプリング : 黄 ハード(調整ワッシャなし)
Rフリクションダンパー : 京商 フリクションダンパー RM用(カーボンプレート部 1000番耐水ペーパーにてならし後 HPI テフロンコート 塗布  するするに動くようにしています。 セッティングナット締め込み突き出し量 1mm)

R車高 : ローダウンなし

その他
バラスト  : 無し
モーター 基盤への接点部 磨き
ボディフロント部 シューグーにて補強
ボディとフロントタイヤが干渉するので、シャーシとボディの間にスポンジをはさんでボディーを少し浮かせています。
ボディガラス部 スーパーXにて補強

MR-015 シャシーセット ASF 2.4GHz (送信機レス) 購入

6月に最初のシャーシを手に入れました。
ちょうど2.4Ghzシステムの発売と重なっている時期だったので2.4GHzシステムを使用することにしました。このとき発売されている2.4GHz対応モデルはMR-02LMとMR-015シャーシーセットのみでした。
Golf GTIを走らせたくて、MR-015を中心に以下の製品を購入しました。

・MR-015 シャシーセット ASF 2.4GHz (送信機レス)
・パーフェックス KT-18
・オートスケールコレクション VW ゴルフGTI ブラック

家に帰って、MR-015 シャシーセットの説明書を見るとMMとRM用のモーターマウントしか付属していません。ゴルフボディーはHMタイプのモーターマウントを使用するため、このままでは当日中の走行はできそうにありません。HM用のモーターマウントは別で購入しなければならないようです。

多少、気落ちしたんですがMR-015RMでゴルフボディーを乗せられないか試してみると、モーターについている電子部品の部分が若干干渉しますが、意外にのります。
はじめはこれで無理やり走らせていました。

もし初心者の方でMR-015シャーシーセットとオートスケールコレクションのHM仕様ボディーを検討されている方がいたらご注意を。

・HM用 モータマウントは以下のパーツが必要です。
http://www.kyosho.com/jpn/support/instructionmanual/mini-z/pdf/MINI-Z_parts-tekigou.pdf

MZ154 MR015 モーターケースセット (ハイマウント)

2.4GHzのレディーセットがあれば問題なかったんですが、失敗は成功のもとです。失敗するとへこみますが、私にとっては自分でしらべたり考えたりすることを含めてRCライフを楽しみたいと思います。

今回はひとつ賢くなりました。

ミニッツ・ユーザーになって

先日、ミニッツをはじめました。
http://www.kyosho.com/jpn/products/rc/index.html

もともとRCカーは大好きだったので一気にのめりこんでしまいました。

mini-zはここ数年味わったことのないほどのヒットでした。

まず、高い走行性能とサーキットなどの周辺環境が整っていて、セッティングする楽しさがあります。
小さく、持ち運び・収納に困らないので、会社帰りにサーキットで走行ということが可能です。

ボディーも豊富で、かっこよく、搭載ボディーごとに走行特性がことなるという非常に奥が深い世界が展開しています。

mini-zが末永く繁栄してくれますように。