2011年8月24日水曜日

2011/08/20,21 タミグラ全日本選手権 東京大会 浅草ROX

ここ最近は夏休みの旅行やらレース前の準備でバタバタしてブログ更新してませんでしたが合間をぬってラジコンは、やってました。とくにこの1ヶ月はカーペット路面でTA-06のテストしていました。目的は8月20日、21日のタミグラ全日本選手権 東京大会に向けたセッティングです。

もともと土曜のMシャーシのみ出るつもりだったんですが成り行き上TA-06を手に入れてしまったため、どうしても日曜日のツーリング(GT-Aクラス)にも出たくなってしまって、いつの間にかMシャーシよりTA-06のほうに本気になっていました。

そんなわけで、2011年8月20日(土)、21(日)の2日間は タミグラ全日本選手権 東京大会 浅草ROXで2連戦のレースに参加してきました。

TA-06といういい素材を手にしたことで、練習と車作りにまじめに取り組んできましたのでなんとかAメインに残っりたいと思っていました。

TA-06はセッティングの変更にダイレクトな反応を返してくれる非常にいい車だと思います。いままで気にしたことがないような小変更でも動きに現れるのでツーリングカーのセッティングを勉強する素材としても非常に優秀だと思います。








Mシャーシの方はM-05のクラスにエントリーしました。(このほかにM-06クラスが開催されましたが私はM-05しか持ってないので^^)

こちらは14.5TのセンサードブラシレスにLifeという組み合わせです。
セッティングも出ているので特に準備はせず、メカ積みとタイヤを組んで、ダンパーも組みなおしというメンテナンスのみでレースに臨みました。

ボディは使いなれたフィアット500からアバルト500の軽量ボディにチェンジしました。



TA-06のほうはGT-Aクラスということで、パワーソースはセンサーレスの12Tかセンサードの10.5TをLifeでまわします。ちなみにM-05など他のクラスも含めてLifeは3種類から選べて、1600ストレートパック、2200ストレートパック、2300セパレートパックです。

Cレートからいうと容量の大きい2300が有利と思われましたがぼくは使い慣れた2200を選択。(セパレートバッテリーを無理やり乗せる方式にも若干抵抗があったし^^)
モーターについてはセンサーレスの不利が予想されたので思い切ってセンサード10.5Tを選択しました。

ボディについてはアウトボードサスで使えるボディというのがひとつの選択基準になりました。限られた時間の中で経験値が少ないインボードサスを使いこなせないと判断したためです。

アウトボードサスで使用が許可されているボディの中で、使ってみたかったのがHSVでした。事前の情報収集や友人の忠告によれば曲がらないボディであるとのことでしたが、形状のかっこよさからどうしても使ってみたかったので、走った感触でどうしても走らないボディであったら別の選択にしようとおもってHSVを用意してカーペット路面向けのセッティングを行いました。


■ M-05のレース結果
朝一番の練習走行は、いつものとおりまったくグリップしません。あまり参考にならないので惑わされないことが大切ですが、それでも普段よりグリップしない路面であるということを念頭にリヤのダンパーオイルを一段やわらかくして予選にのぞみます。

予選は43人出走でミス最小で走りきり結果は全体で10位、なんとか目標にしていたAメインに入れました!

Aメインは出走条件を満たさない人(代表権を持ってる等)が除外されたのでスターティンググリッドが繰り上がり、7番スタート。ボチボチなペースで走らせましたが、さすがにごまかしの通用しないレベルで最終的には9位でレース終了。とにかくAメインの出走車が速く、まったく歯が立ちませんでした。
今回のレースでこれまで煮詰めてきたMシャーシのセッティングについては、もうこれ以上この方向でつめても速くならない、というひとつの見極めができました。 新たな方向性についてのアイデアもわいてきたので、いったん車をバラそうと思います。

次回のレースではまったく異なった視点でセットを再構築していくつもりです。
 
■TA-06のレース結果
GT-Aクラスは人気があり参加人数的には最激戦区。 ぼくのTA-06にとってはデビューレースでした。 67人出走。

まず予選1回目は、中古タイヤを使用して様子見です。スタートダッシュに成功して1コーナーに飛び込みますがサイドバイサイド状態になり押し負けて壁に押し出され、後続車にお尻を押されてスピン。後方から追い上げの展開となりました。しかし全体として荒れた展開の中ですり抜けて2位ゴール。


この時点で全体で20位。

予選2回目は、トップ10入りを狙い新品タイヤ投入します。再度スタートダッシュに成功して1コーナーに飛び込みますが先ほど押し出された1台とまたもやサイドバイサイド状態。”気持ちで負けない”という メンタルで望んだので今度は譲らずもつれた状態でインフィールドへ。なんどか競り合いの結果、というか接触してしまったのですが、相手が脱落しその後トップで周回を重ねて トップゴール。 (ちょっとレースを荒らしてしまって申し訳ありません。一応、その場でも誤っておきました^^)



2回目の予選終了時点で予選3位のタイム、Aメイン3番グリッドが確定しました。

決勝Aメインはスタート直後のヘアピンで2位の車の腹に接触し減速したところを後続車両にリヤをプッシュされまたもやスピン。荒れた展開で後方から追い上げる形になりましたが車が良く走ってくれたので冷静に追い上げ最終的には4位でフィニッシュできました。

トップ2台が代表権獲得。










今回、過去最高位のリザルトでレースを終えられたのは車の動きがかなりいい感じにあたっていたのとTA-06の性能の高さに助けられたと思います。やはり新型はイイ。

ちなみに上位はTA-05IFSとTA-05ver2でしたので、おそらく今回TA-06の中では最高位だと思います。

次回のレースは8/28スタワンのタミチャレを予定。 カーペット仕様のTA-06でアスファルト路面への対応に不安が残りますが、引き出しは増えているので当日合わせで。前回の雪辱戦となるのでMシャーシ&TA-06でAメイン入り目指していくつもり。

なおタミグラの東京代表選考レースは参加人数が多いことから10月にもう1度開催されますのでもう1度、代表権に挑戦するつもりです。



今回使用したアウトボード仕様のTA-06。
もっともセッティングに時間をつかったのはフロントの微調整、おもにトー角、アッカーマン、バンプステアとアンチノーズダイブの確認です。

この辺りのセッティングは駆動系の選択と車の曲がり具合にからんできたのですが、スプールの経験がないという点で確認が必要でした。

その結果、今回TA-05では気にしなかったレベルで微調整したことで非常に良好なステアリングを得ることができました。(と、いうより大幅に変更しながら確認をすすめましたが最終的なセッティングを見ると説明書のセットに微調整した形になっていますのであくまで確認レベルということになりますが・・。事前に確認をしたことで車への理解度があがったのは大きかったと思います。また素のTA-06はよく考えられているとあらためて思いました。)

カーペット路面ではCタイヤがグリップしますがラジアルも人気がありました。ただしCタイヤからラジアル、ラジアルからCタイヤといったような、シャーシセットを変えずにタイヤだけ変更というのはよくない結果を生むことが多いのでタイヤ変更後の動きを十分確認していく必要があるように思います。

こちらはホリポタさんのTA-05ver2。
Bメイン ポールとなかなかの走りでした。









■コースレイアウトに対する疑問
今回のコースレイアウトは非常にフラストレーションのたまるレイアウトでした。

まずストレートから高速コーナー後のヘアピンでは進入ライン上にオワンが設置してあります。ライン上に設置してあるのでオワンに乗ってしまう人が続出しました。そして飛んだ先には木のコース材が待っているという感じ。ヘアピンへの進入速度が速い上にラインが絞られるのでどうしてもクラッシュが発生します。

さらにインフィールドの直線には3箇所も出っ張りがあって、それぞれオワンが配置してあります。車一台分しかラインがないのでここでもクラッシュが続発しました。ツーリングがバギーなみにジャンプするような光景が何度も見られました。

ラインを狭くするようなコースレイアウトは初心者には厳しいし、ある程度走れる人でもやりにくい印象しかないと思います。とにかくクラッシュを誘発するレイアウトでレースは荒れ気味でした。

これがタミグラといえばそれまでなのかもしれませんが、ライン上のオワンはいらないんじゃないかな・・。なんかマリオカートでバナナを踏んだような感じです。

2 件のコメント:

ななたく さんのコメント...

おつかれおつかれヽ(・∀・)ノ
ホリさんのBポーも立派立派。

10月も頑張ってね

IMIT さんのコメント...

> ななたくちゃん
どもども。
そっちも今週でしょ?
がんばれよー