”こんにちはー”って声をかけていただいたので、チャーンスと思いすかさず探してるパーツの不明点について質問を浴びせたりしてました。
で、そのときモーターの使用期間について教えていただいたんですが、数レース使ったら練習用にまわしてあとは使わないとのこと。
どうせ捨てるなら、データ取らせてもらえませんか?とご提案したところ、快諾いただいて、金曜日に使用済みモーターを預からせていただきました。
で、勝手ながら使用済みモーターについてレポートさせていただきます。
某氏からお預かりしたモーター。
慣らしから数パック走行後のもの。
レースで数回使用、その後練習用に降格し現在お役目を終えようとしていたところ私のところでデータ取りとなりました。
■エキスパートクラスで使用されているモーターはどんなモーターか?
結論からいいますと、理想的な状態でした。
ぼくのレース用モーターの基準は完全に上回ってます。
さすがエキスパートクラスで使用されるモーターって感じです。本番用でなくて、練習用のお役目終了モータなんですけどね・・。私の一番いいやつより回ります。
(
ホントにぼくがレースで使わせてもらいたいくらいの状態で、
すごくならしも簡単に済ませておられるそうなので、こんどもう一度ならし方法について聞いて自分でも検証してみたいと思います。
私レベルで考えると、正直あのレベルのモータを捨てるのは勿体ないと思います。
走行後にモーター内部を洗浄すれば、
でもエキスパートクラスで戦うにはモーター、バッテリーの状態がいいものをしようしないとレースにならないんでしょうね、きっと。
■データ
4.8V 0.64A 34200rpm
1.0V 0.32A 6600rpm
すごくいい状態でした。
少しモーターチェッカーをかけてコンディション調整しようとした
ヤンマさんの基準では33500rpmから34000rpm程度
このモーターは、これから数パック、レースレベルで使えるモーターということになります。
※Jackyさんは30000rpmを切るくらいまで練習用として
■所見
内部を見ると汚れは付着していました。カーボン、タイヤカス、
これがブラシに付着していると少しずつ、
この抵抗が多くなるとレース後半の燃費は悪くなります。
そのため皆さん、新品モーターを好まれるようです。
モーターを洗浄していればこの汚れはつきません。汚れがつかなければ、
■私のモーターメンテナンス
1.
2.ベアリング用のオイルでメタルをグリスアップします。(京商純正を使っていますがF0などでもOKおだと思います)
3.内部にコンタクトスプレーなどを軽く拭いて保管(
※コンタクトスプレーが揮発性があるみたいで、
■私が保管モーターを使用するときの作業
保管中のモーターをレースなどで使うとき行う作業があります。
まず、保管状態の固くなったコンタクト
つぎに
そして逆回転・正回転で空回しして準備完了です。
吹きすぎるとまわらなくなるので、
(どうしても吹きすぎになることが多いので、少ないかな、という程度でいいと思います)
なおメタル部分にオイルを塗布した場合、シャフトにオイルが付着するとピニオン抜けやすくなります。ピニオン抜けを防止するためにシャフトはクリーナーで清掃してからピニオンを装着しています。
■ご参考
手持ちモーターの回転数と電流値データ
※電流が高いほうがトルクがあることになります。
ヤンマさんにならしてもらった僕の手持ち最強モーター
4.8V 0.68A 34500rpm
過去ならした中でよく回っていたモーター(数パック走行後、性能は落ちました)
4.8V 0.63A 35200rpm
使い古したものですが、
4.8V 0.75A 32600rpm
以上です。
■いらなくなったモーター
もし、モーターを捨てるとき私が近くにいたら声かけてください。
中古のモーターはいろいろデータが取れて面白いので、
回らないと思うモーターでもメンテナンスすれば、練習用くらいには回復する場合もあります。
それで、もし調子よければ、
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