”ミニッツのモーターには保護回路がついていて、過電流が流れるとカットされる”そうです。
どんな仕組みなのか調べてみました。
※全く無知なので、”ようです”という表現になっています。
■保護回路
モーターに半田で取り付けられている四角い部品が保護回路のようです。
この回路の正体は、”ポリスイッチ”というもののようです。
■ポリスイッチの特性
温度上昇で抵抗値が上昇し、温度が下がると元の抵抗値に戻るそうです。
繰り返し使えるので、従来のヒューズの代わりに利用されているようです。
ヒューズは過電流で切れてしまいますが、ポリスイッチは温度上昇に比例して過電流を検知して回路を保護し、温度が下がれば復帰するので交換の必要がないそうです。
ミニッツの場合は、ポリスイッチをモーターの配線に組み込むことで、過電流からFETを保護できるということのようです。
■XSPEEDミニッツモーター V
Vモーターは、MZW8PとMZW8Vという2つの型番があります。
MZW8P \1,470
MZW8V \1,260
型番的にはMZW8Pがポリスイッチ付、MZW8Vがポリスイッチなしということのようです。
PがポリスイッチのPと覚えるようにしました。
あとはポリスイッチ分、値段が高いはずです。
※これに2.4G対応のものとそうでないものがあるようです。型番を調べ切れていません。
■保護回路の作動について
何回か、保護回路が作動したと思われる車を見たことがあります。
走行中に停止し、しばらくすると走るようになります。
一度、コースで停止した車を点検させてもらったことがあるのですが、この車はハコスカでフロントタイヤがボディーに干渉していました。
干渉したタイヤがモーターに負荷となり、過熱⇒ポリスイッチ作動ということだと思います。
聞いた話では、レース中にポリスイッチが作動してレースをリタイヤした事例もあるそうです。
気温が熱い場所での連続走行でもポリスイッチが作動することがあるようです。
■ポリスイッチの必要性
単なるモーターの加熱は過電流ではないので、FETが焼けてしまうということとは関連がないと思われます。
モーターに過負荷がかかった場合に過電流が流れてFETが焼けてしまうようです。
レースユースでは、万が一レース中にポリスイッチが作動してしまうとリタイヤになるのではずした方がいいということもあるようです。
万が一過電流が流れた場合はFET交換しても良いというユーザーはポリスイッチなしのモーターを使用してもいいのだと思います。
私は1時間くらいのサーキット連続走行でもポリスイッチが作動したことはありません。
遊ぶ用途ではポリスイッチがあったほうがいいはずです。
レース参加でどうしても結果を求めたくなったり、ポリスイッチが作動してしまったらポリスイッチなしのモーター使用を検討しようと思っています。
今は手持ちのポリスイッチ有りモーター仕様で行こうと思っています。
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