2013年2月18日月曜日

2013年2月17日(日) スタワンで練習してきました

こんにちは、イマイットです。

2013年2月17日(日) スタワンで練習してきました。

メニューはレースカーのチェックを一通りやってからシェイクダウン以来ハイサイドしまくりの417の作りこみ作業。レースカーは、スタワンのシリーズ戦に参加しているM06、EXO104、TRF416の3台です。

■M06
朝一でピットをひろげてから充電を待つ間、M06のチェックしていたら右フロントタイヤの内側がはがれてます。はがれているというより、まったく貼られてません。

どうも記憶にないんですが、ここを貼らずに使ってたようです。なんとなくおかしなフィーリングだなぁとは思ってましたがはっきりした異常を発見してかなりすっきりしました。と、いうかなぜ練習日にもレース当日にも気づかないのか・・。

さておき、補修して、たんたんと数種類のタイヤを組み換えながら数パック動きのチェックをして終了。走った印象としては、リヤのギヤデフ、蹴りだしは早いものの曲がりが唐突な感じがするのでもう少し柔らかくしたいかなぁ、という感想でした。ボールデフを使ってみたいところですが買わないと持ってないので次回走行までにギヤデフの固さを柔らかい方向に調整してみようかと思ってます。

■EXO104
こちらは、普通に走るけどオーバーステア気味で安定感にかけるのでなにか変化をつけたくて、シャーシのしなり変更とピッチングダンパーのスプリング変更などやってみました。あとはジャイロの動作チェック。

まずはシャーシのしなり変更。この車のシャーシはダブルデッキなのでがっちり固定するとロール方向のしなりが硬くなってしまうためOリングをはさんでアッパーデッキを柔らかく固定していましたが今回はここをがっちり締めこんで走らせて見ました。

なんか意外に固くしめこんでも走りました。というよりはスタビリティがあってこちらの方が好みかもという感じです。ジャイロが入ってるので巻き気味の挙動は押さえが利くので次回レースにはシャーシがっちり締め込みの方向で走らせて見ようと思います。

ピッチングダンパーも変化を見るために柔らかい方向でセットしてたものを硬いバネに変更。硬くした場合、唐突な動きするかと想像してましたが意外に扱いやすかったのでこの方向で少しテストを進めてみようと思います。

前回のレースから実戦投入したジャイロですが、プロポのデフォルトセットの1クリック 10単位で変化する数値を1クリック 1単位で動くように変更しました。プロポの3chを使って-100で効き目ゼロから-99、-98という感じで数値を上げていくのですが効かせても-97か-96あたりまでで、それ以上効かせると曲がらないし不自然な動き。前回のレースでは-10単位で変化してしまうので-100からいきなり-90の設定に変化してしまって結局レース中はジャイロの効き目をゼロにして走ってジャイロはフィーリング悪いなぁと思ってたんですがほんの少し効かせると良い具合に安定してくれてます。

昨年10月にシェイクダウンしてから良く走るような、難しいようなよくわからない状態ですがこの日の練習は数パック楽しく走れたのでほどほどで終了。次回はニューパーツを投入してさらに煮詰めてみたいと思ってます。現在手配中の部品は、テックのフロントサスとトレール付きナックル。テックのフロントサスはT元さんが使用中のおすすめ部品で、見た目がかっこいいのとちょこっとだけホイールベースが伸びるんだとか。トレール付きのナックルは動きを見てみたいというレベルで実戦で使うかどうかはテストで判断しようと思ってます。

一部からは、TRG112はどうした!?、という声もきこえてきそうですがEXO104が結構たのしいのでしばらくTRG112の出番はなさそうです。

※TRG112ですが組み立てにチャレンジしてみるもののフロントのサスボールが渋く、これをするするにできなくて困ってます。いろいろ手を駆使して延べ何時間かトライしてるのですが・・・。このためにボールエンドリーマー買うのもなぁというところで手が止まってます。

■TRF416
416はKAWADA 30Tを積んで走った前回のレースではベストが11秒25、予選1回目のアベレージが11秒58とかなり速いタイムが出てます。が、キョン選手に走ってもらった感想は”曲がらない”とのこと。ハイサイドしない代償として曲がらないという感じです。あとコーナーで止まる感じなんだとか。

これまでタイムが出てるのでいじらずレースだけ走ってましたが、多少セッティングしてみることにしました。

まずCハブの変更から。416標準のCハブは折れやすいので、SP.1107 TBエボ4 ハブキャリア4°)を使ってましたが、これだと曲がりがまったりするという説もあったり、一発で折れない代わりにダメージが蓄積して変形してくるという話もあるので、まずはノーマルの416用Cハブに交換。

この状態で基準のタイム計測したところ11秒4。動きは悪くなさそうです。その後、カットしたアッパーデッキを使ってフィーリングを確認してみました。フィーリングは悪くないですしインにもよりやすいですが、なぜかタイムが出ません。11秒6あたり。

2回走って同じようなタイムだったので、路面のせいかと思ってアッパーデッキを戻してタイム計測したら11秒38。どうもカットしたアッパーデッキはタイムが出ないので戻すことに。

テスト中に壁にワンヒットし粉砕しました。やはり強度は弱いのでクラッシュは厳禁です。

次回はアッカーマンを3.5mmから3.0mmへ戻す、前後アッパーアームの高さを変えてみる、リヤトレッドを広げる、キャンバーをつける、などのテストをやってみてもう少し曲がりが鋭くなるか試してみたいと思います。

■TRF417

ハイサイドしまくっていた417ですが最終パックにはハイサイドせずに周回できる方向にまとまってきました。T元さんにアドバイスもらいながらおこなった一連の対処方法について効果が大きかったと思われるものから書きます。

・タイヤ
変更前:Sweep40+Sweepピンク(ソフト)インナー
変更後:Sweep40+SweepLSインナー

いろいろ複合的な要素の結果、ハイサイドが抑えられましたがインナー変更はかなり効果がありました。もともと使っていたのはSweep40にインナーはSweepピンク(ソフト)。これは416の練習用タイヤです。416はこれでもハイサイドしないので417もこのタイヤでテストを続けて来ましたがどうしてもハイサイドするので前回のレースで使ったSweep40にSweepのLSインナーで組んだタイヤに変更し、後述するライトウェイトボディとすることでハイサイドしなくなりました。

・ボディ
変更前:スピード6レギュラーウェイト
変更後:LTC-Rライトウェイト

スピード6レギュラーウェイトのボディが重く、ロール多め、リヤが振られ気味の挙動でした。はじめからライトウェイトを試したかったのですが売ってませんのでやむを得ずレギュラーウェイトをつかってました。どうしてもハイサイドが収まらないのでいろいろ相談してたところ、ラッキーなことに小指選手から白塗りの練習用LTC-Rを借りることができました。早速テストしてみると明らかにハイサイドしにくくなりました。この後、タイヤと合わせて変更することで完全にハイサイドを押さえることができました。

重さですが、スピード6レギュラーウェイトの場合、ウェイト10gを積んだ状態で1400g。
LTC-Rライトウェイトに変更後は1380gとなり、ボディで20g変わりました。

・アライメント等(セッティング)
変更前:キャンバー F:1.5°  R:1.5°
変更後:キャンバー F:1.0°  R:1.5°

前勝ち気味だったのでフロントのキャンバーを立てました。
効果あったと思います。

・その他
フロントのトレッドを広げてあります。
サスマウントで一段ひろげたり、ホイールスペーサーを0.5mm~1mm程度いれて調整。広げるとグリップが落ちる方向で、フロントをひろげたらこけにくくなり、リヤを広げたらリヤが軽くなり曲がる方向とのこと。


■今回のハイサイドしてた原因について
まずはインナーとボディで8割だったと思います。インナーはLSインナー、ボディはライトウェイト。今のスタワンでは、この組み合わせを外すことはありえないという結論です。あとはサスマウントを広げて、キャンバーを立て、アッパーアームは上げる。わかっているものの、いろいろ切り分けに手間取ってしまいましたがここからやっと練習できそうです。

スタワンでお会いする皆さんのノウハウ、的確なアドバイスのおかげで車が走るようになっていますので普段はあんまりセッティングのことは書けないんですが、ハイサイドで困ってる人もいるんじゃないかと思いましてご参考までに今回の経過について書かせてもらいました。お役に立てれば幸いです。

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