MR-015HMにフリクションダンパーを装着しました。
MR-015HM用のフリクションダンパーは純正オプション/社外オプションともに存在しませんが、MM用、RM用のフリクションダンパーを流用して装着する方法を探していました。
インターネット上でさまざまな事例が紹介されているので参考にさせていただきながら、私の015HMにも装着してみました。
MM用のフリクションダンパーを流用しました。
前側ビスはフロントサスで使用する4MMのダンプストップをはさんで高さを設けています。
後ろ側のビスは前側と微妙に高さが異なっているため、ナイロンナット+M3ワッシャ3枚で高さを設けました。
構造上、ベースのプレートの取り付け高さが上がると円形のフリクションプレートはバネに強くおされます。
高さが足りないとバネの押し付けが弱くなります。
私の例ではあと1MM程度、ベースのプレートの高さをあげたいところです。
現在の高さでは上側バネの圧着は若干弱く、下側プレートは強すぎます。
対策としては下側プレートをはずし、上側プレートが弱めに押し付けられるようにしています。
エンツォなどでもフリクションプレートが強すぎる際は上側プレートのみ装着することがありますのでこの状態で走行してみてフリクションの効き具合を確認してからベースのプレート高さは再調整することにします。
なお、2x8のタッピングビスを用いての高さとしてはこの高さが限界でした。
これ以上、高さをあげる場合はタッピングビスを別途用意する必要があります。
円形のフリクションプレート部分の組み立てについて少し書いておきます。
私がMM用フリクションプレートを装着するにあたり、別途用意した部品は、2 x 20mmのビスです。RM用フリクションに付属のしていた2 x 20mmのヘックスビスを利用して組み立て、後から別途この2 x 20mmのビスだけ別で調達しました。
※秋葉原の西川ネジ(西川電子部品・ネジ部)で調達しました。
2 x 20mmのビスにはMMフリクションプレート付属のアルミ製パイプ状ねじが取り付け可能ですので、このパイプ状ねじにバネを通す構造です。
2 x 20mmのビスはHMモーターマウントのピッチングダンパー取り付け用の穴と内径がぴったりですのでそのままねじ込みことが可能です。
このヘックスビスにアルミ製のパイプ状のねじを上から締めこんでいきます。
MR-02MMに装着した場合、プレートとバネは上下に装着し、上下ともに同じくらいのバネ圧着状態になります。上側バネを押し付けるのはピッチングダンパーのボールコネクトですが、ピッチングダンパーと上側円形フリクションプレートのクリアランスがぎりぎりで干渉する場合もあるようです。
写真でわかるかもしれませんが、今回の取り付けではピッチングダンパーと上側の円形フリクションプレートの間に0.5mm~1mm程度のクリアランスがあります。
干渉はしませんが、その分、バネ押し付けが弱いということになります。
015HMはロールの規制が転倒防止になります。
バネ押し付けが弱く、上側プレートのみの装着でリヤが安定するのかどうか、見極めていく必要があります。
最終的なベースプレート高さが決まったら、ワッシャ素材の変更やヘックスビスの長さ調整などを行ってもう少し最適化したいと思っています。
まずは脳内セットなので、実走行テストで確認したいです。
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