2008年9月1日月曜日

2.4G ASF ICS設定: ICSプログラムのバグについて

■概要
2.4G ASF ICS設定には専用USBアダプターと専用ソフトウェアを使用します。
このソフトウェアはMiniZ_ASF_ICS_manager.exeと呼ばれ、kyoshoのWebサイトから無償でダウンロード可能です。

2008年9月1日現在の最新版はv1.01です。

MiniZ_ASF_ICS_manager.exe v1.01を使って、ICSの設定と保存を実施するなかで、不具合が見られました。

■症状

設定はテキストファイルとして保存することができます。このファイルは拡張子KPDとなっていますが、実態はテキストファイルです。

一度KPDファイルに保存した設定をMiniZ_ASF_ICS_manager.exeで読み込むことで設定値を再読み込みすることができます。

今回見られた症状では、KPDファイルを読み込むと、D.FREQについては設定ファイルの値に関わらず2.5kHzが選択されます。

v1.01版では保存した設定の再現性がなく、設定のバックアップをリストアする場合や複数ミニッツに同じ設定をする際には注意が必要です。

■現状での対策

設定ファイルを読み込んでからD.FREQの値を目視で確認します。
必要に応じて、値を設定してからミニッツへ書き込みます。

修正版ソフトウェアがリリースされれば、抜本的な対策になると思います。

■症状の詳細

具体的には以下の設定の場合、D.FREQは1.2kHZの設定ですが、MiniZ_ASF_ICS_manager.exeのv1.01で読み込むとD.FREQが2.5kHzとして選択されます。

[MinizSSManager]
GAIN=3
SPEED=5
PNCH=5
DBAND=2
DUMP=1
DFRQ=3
NUTRAL=2
V.INERTIA=5

■対応状況

Webから京商のサポートへ連絡し、症状の説明と改善のリクエストをしたところ本日の時点で返信があり、

”確認しましたところプログラムにバグが発見されました。プログラムは修正が完了次第ホームページで最新版を配布致します。”


とのことでした。

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