2008年12月23日火曜日

オーバーランド メンテナンス

依然、快調なオーバーランドですが、先日の走行会では015を持ち込んでポルシェを走らせたので、やっぱりトップスピードの伸びには不満が残りました。

実際オーバーランドはよく走っていました。
ストレートエンド、後半4分の1くらいから、音が変わってギヤが回りきる感じがよくわかりました。前半はギャーという感じの音が、後半になるとビューンという音に変わるんです。そこからハーフスロットルに落として1コーナー進入。

でもオーバーランドが全開に回りきっても、02ノーマル8T仕様と比較するとトップスピードが違いすぎました。

ミニッツ仲間の所長とMZBさんの走りも安定してきていてハマーで楽勝とはいかなくなってきていますし、いっそのことVモーター化したほうが気持ちいいんですが、僕だけスピード域が違ってしまっても絡めなくなってしまうので、ここはノーマルモーターレギュレーションの中で、もっと速く、扱いやすい車に調整していこうと思います。

今日のメニューは3点。

・ベアリングメンテナンス
・電極の清掃
・軽量化

この3点です。
今思いつくのは、これくらいなので手持ちの中でやれるだけやってみます。
ちなみに015や02は軽量化が効果的でない場合もあるようです。もともと軽すぎるんですね。一方、オーバーランドで速く走ろうと思うとやはり重量面は気になってきます。オーバーランドは、車重を軽くすれば、加速やコーナーリングのフィーリングが軽くなるはずです。

まずは手始めに手持ちのオバランボディーの重量を測ってみました。

ハマー  54.7g
カイエン 58.0g
x5   49.3g

以外なことにハマーではなく、カイエンが一番重いみたいです。
逆にx5は軽くて、ホイールベースも3車種の中で一番短いのでクイックな特性が得られそうです。もっとコンパクトはパジェロとかだともっと軽い特性なのかも知れません。

僕はクイックな車がすきで、015もショートホイールベース方向でランチア・ストラトスやポルシェに乗せ変えてきた経緯があるのでオバランもショートホイールベース化の方向でいくことにしました。

で、こうなりました。









まぁ、かっこいいです。

欲をいえば、kyoshoのドイツ車は四角いです。本当はもうちょっと曲面のボリューム感とかライト周りのやわらかなラインがほしいところです。ゴルフもカイエンもX5もM3もすべてそんな印象です。

色も気に入っていません。この車は紺色なんですが、単体で見るとまぁ、かっこいい。自分がのるならこの色はありなんですが、ミニッツとして走らせるとなるとちっちゃい上に真っ黒でよくわかりません。視認性の問題ですね。そういう意味では、ミニッツは赤とか白とかが好みです。レーシングカーも好みです。x5の待ち乗りボディーだったら白が一番好みです。
まぁ、ホワイトボディー買えばいいのか・・。


で、ボディー乗せ買えだけで約5gの軽量化になるわけですが、次に手持ちのチタンビスを使うことにします。

10本あります。
ノーマルの鉄ビスは10本で約1.9gありました。











で、チタンビスは・・・









約半分ですね。1.0gです。
これで約1gの軽量化になります。


それからサーボケースをとめている前中後6本のうち、真ん中の2本を抜きました。
おそらく最前列の2本と最後列の2本をとめてあれば強度は保たれます。

これらのメニューで、シャーシ重量は128.3g→127.0gになりました。

ハマーボディーからカイエンボディーに変更したのとあわせると約6.5gの軽量化です。
015や02の場合は1g~3gくらいの変化が結構走りに影響しますので、これくらい軽くなると相当走りに影響するはずです。加えてショートホイールベースなので鋭いコーナーリングも期待できます。後はタイヤセッティングが決まれば間違いなくハマーより速いはずです。しばらくこれで攻めたいと思います。

X5への乗せかえは、前後のサスマウント位置を変更する必要がありました。
清掃ついでにある程度ばらばらにしてメンテしました。









ギヤの清掃、テフロンコートは定期メンテになってます。
2~3回走ったらメンテするようにしています。

ベアリングは脱脂スプレーにつけてからヨコモのf0スプレーを塗布して軽く仕上げました。
オバランではやってなかったんですが、トップスピードに限界を感じていたので少しでもフリクションを低減して車を軽く仕上げたいのでベアリングのメンテナンスをしました。

あとはサス周りの稼動部にドライファストルブです。

電極の磨きは、こんな感じ。










これはARSのヒゲ店長のWEBで教わりました。
モーターは基盤とバッテリー接続部、アンテナなどには真鍮の端子がついているのですが、これが真っ黒に汚れているのが出荷時のミニッツです。これを磨いてあげます。

僕の場合は2000番のペーパーでコシコシと磨きます。
ピカピカになるまで磨いたら、クレのコンタクトスプレーをチョンチョンと塗って組みつけです。
これで抵抗なく大電流がドーン抵抗なく流れるというわけです。

とくにトップスピードが速い車は、ハイボルテージのバッテリーを使って、こういったメンテをした車が多いです。オバランはギヤダウンしているのでトップスピードが遅いのでこれで少し底上げになれば、と思っています。

あとはモーターのメンテナンスもやりました。
やっぱりモーターが速さの要ですから、これを調子よくまわるようにします。
実際は回転計測ができないので、メンテ前とメンテ後のデータ比較ができませんけど調整(チューニング)は気分の問題も大きいです。これをやったらよくなるはず、と期待して、信じると実際に速くなるものだと聞いたことがあります。

まず、モーター内部がカーボンで真っ黒になっているので、脱脂スプレーを吹いて清掃します。つぎにモーター慣らしの要領で軽く当たりをとっておきました。モーター鳴らしは機会があったら説明します。

慣らし後、部屋の中で走行テストした感じでは、走行音がまた変わりました。
ギヤ音は一層静かになっているんですが、その奥からリューンという音が聞こえてきます。

Vモーターだともっと音がするんですけどノーマルモーターでもあたりがついてると音がするみたいです。

あ、この音は部屋が狭くて静かだからそんな気がするというレベルで、広い場所とか他車混在のコースだと気づかないレベルです。

これでトップスピードがもっと伸びるはず!
水曜走行会に期待!

また走行会後に、またレポートします。

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