2008年8月12日火曜日

タイヤについて

先週、周囲の車との速度差を感じたので今週はVモーター投入とタイヤテストを目標とした。

19:00現地入り。
僕の場合、走行受付後バッテリーをセットしてからタイヤセッターでタイヤを削る。
昨日もそのようにした。

ここ数回の走行で、もっともマッチするタイヤはラジアル30を23.5mm径に削り、ここから走りこんだもの。
ラジアルは溝ありタイヤなのだが、23.5mm径に削るとちょうど溝がなくなるあたりになる。
出荷状態では約24.0mm。

現在使用しているラジアル30は23.0mm径。
エンツォやMR-02RMで走りこんで23.0mm径になった。

このまま通常は21.0mm径くらいのぺらぺら状態まで使うらしい。

でも代替の調子よいタイヤをストックしておかないと何か不安だ。
しかし代替のタイヤを準備するにしても同じラジアル30ではつまらないので、どうしても異なる硬度のタイヤをテストしてみたくなる。

そのためいつもサーキットを訪れたとき、バッテリーの準備とその日テストする分のタイヤを削るのが走行前の儀式のようになっている。



削るタイヤの硬度は毎回異なっている。
今までテストしたタイヤはHG30、RG30、FL30、HG40の4種類。(HG:ハイグリップ、FL:フラット、RG:ラジアル)

いろいろ教わったり、経験で学んだこととしては、基本的に径が大きい方がグリップがよく、径が小さく削り込まれてくるとグリップが下がってくるということ。またタイヤ硬度のほかにHG、FL、RGといった銘柄でも微妙にグリップ間が異なっている点。削って径を合わせるとそれぞれの微妙なグリップを選択可能にあんる。

23.5mmを基本として最小径は21.0程度まで使用可能。
小径削り込みタイヤのグリップは以下の順に低くなっていく。
HG⇒RG⇒FL

これにタイヤ硬度が加わる。

また気温と路面状態によっても微妙にグリップ間がことなる。

現在の夏の時期は一段硬い硬度を用いないとフロントのグリップが聞きすぎてハンドリングがピーキーな特性になる。

僕がフロントタイヤとして用意しているタイヤをタイヤ銘柄、硬度を加味してグリップの高い方から低い方へ並べると以下のようになる。

HG30⇒FG30溝無し⇒FL30⇒HG40

最近のトレンドとしては、LMタイヤがある。
通常のタイヤよりホイールが小径であったり、その分タイヤが肉厚であったりするので皆さんいろいろな使い方を試されているようだ。

たとえば以下のような使用例がある。

・LMホイール+LMタイヤHG40をエンツォフロント用として使用
・ノーマルホイール+LMタイヤHG30(走行で削れたもの)を引っ張ってはいてエンツォフロント用として使用

など。
LMタイヤは走行で磨耗すると小径になっていく。
小径になったタイヤはCカーで使えないため、これをノーマルホイールにはかせる。
するとホイール径がCカーと比較して大径タイヤとなるエンツォ用などにはかせる場合、引っ張らないとはけないわけだが、引っ張ったLMタイヤは通常のグリップより低くなる傾向がある。そのためLMのHG30磨耗タイヤを引っ張ってはくとちょうどフロントタイヤとして使用可能な硬度にマッチする場合があることがわかっている。

僕は準備だけしていて、なんとなく恐くてテストしていないタイヤとしてシェルビーコブラホイールにLM40新品のセットを持っている。クラシックタイヤは小径ホイールなのでLMタイヤをはくと径が23.0mmとなってちょうど小径タイヤになるのでこれをテストしようと狙っている。ちなみにクラシックタイヤにLMタイヤをはかせる場合は両面テープでの接着が必要だ。

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