2008年10月17日金曜日

MR-02MM エンツォ フリクションプレートの組み付け

先日、エンツォを組みました。

もともと2.4G基盤を乗せていたのですが、ARSでタイム計測したい!、ひいてはレースに出場したい!ということで準備してきたAM基盤を使ったレース用のマシンです。












今回、フリクションプレートは新品から組み立てたので、簡単に手順をまとめておきます。










箱だしの状態ではエッジが立っていて、すべりが悪く、ずりずりという音がしますのでプレートの角を落とします。

この作業は丸いプレートとベースとなる写真のパーツ、両方とも角を落としておきます。
今回は2000番の耐水ペーパーを使いました。












つぎにガラス板の上に2000番の耐水ペーパーをのせて、軽く面取りをします。











新品はバネが強いかも知れないのでプレートを押すバネはペンチで軽くつぶしておきます。

後は説明書に沿って組み立てます。

プレートの組み立てにはいくつか方法があります。

方法1.  付属のグリスをプレート摩擦部分に塗布する方法
方法2. プレート摩擦部分にテフロンシートを張る方法
方法3. プレート摩擦部分になにも塗らない方法
方法4. プレート摩擦部分にテフロン系潤滑材を塗布する方法


私が知っているのはこの4つです。

はじめて組み立てたときはグリスを塗っていました。
この方法は、コーナー時の舵残りが強くでたり、ほこりをすったりします。

また軽く動かないので微振動を吸収できないはずです。
一般的にあまり利用されない方法のようです。

つぎに試したのはテフロンシート。
割とつるつると動きますが、しっとりと動く感じです。
こちらの方法を使っている人も多く見かけます。
テフロンシートを張る場合は、テフロンシート自体の厚みを考慮して組み立てる必要があるようです。

私の場合は、方法4です。
フリクションプレートセットに付属のグリスは塗りません。
キングピンオイルを塗布しています。
常に軽く、するすると抵抗なく動作するように組み立てています。


バネや円形プレートにKAWADA製を利用する人も見たことがあります。

KAWADA製のバネはテンションがかからないので、本当にするするに動いていました。
機会があれば試したいと思います。

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